なぜ生活習慣病になってしまうのか?

生活習慣病は甘く見ていると命に係わることになります。
長年の習慣から悪化していくものですから、予防するために生活習慣を変えて行くことが大切です。
そのためにはまずどういった原因で生活習慣病になってしまうのかという事を考えておく必要があります。

以前は少なかった生活習慣病が増えてきているのは、日本人の生活習慣が変化したことに原因があります。
以前は和食が主体だった食卓も欧米化していて、体にとって悪い状況になっています。
魚より肉という食生活になっていますし、野菜をあまり食べなくなっているという事もあります。
体に良い成分の摂取量は減り、脂肪として溜まりやすく血管にも悪影響を及ぼすような動物性脂肪の摂取量が多くなっているなど、食にまつわる問題点を抱えているのです。
忙しくて不規則な食事になりがちという事や、ファストフードなどの普及も食事による栄養摂取に偏りをもたらしてしまっています。

また、運動不足になりがちという事も最近の生活習慣病が増えている原因と言えます。
移動手段として車を使うことが多くなれば自分の足で歩くことがなくなりますから運動量が減ります。
家事についても家電製品の発達によって体を使って行う作業が少なくなりました。意識して体を動かしていかないと運動不足になってしまう環境にあるのです。

以前は長寿県とも言われた沖縄も、順位が大きく後退してきています。
伝統料理の中に多くの体に良い成分があったため長寿を維持してきたと考えられます。
最近では食生活が変わり、伝統的な料理や食材に触れる機会が少なくなっていくということが影響しているのかもしれません。
運動不足になりがちな現代の状況も影響しているでしょう。

こうした食事や運動の面について、今できることから見直していくことが生活習慣病の予防にいいては重要なことと言えます。
ちょっとしたことからでもよいので食事の見直しや軽い運動を毎日取り入れていきましょう。

長寿地域だった沖縄は今や欧米化している

長寿地域として知られていた沖縄も生活習慣病の人が多い傾向にあります。
沖縄には戦後アメリカの文化が大きく影響を与えて、米軍基地があることも関係してファーストフード店や外国人向けのステーキ肉やハンバーグなど外食産業が多く見られるようになりました。

生活習慣病を予防するためには和食や魚、野菜を中心とした食事が理想ですが、近年食生活が全国的に欧米化したこともあり観光地の沖縄でも欧米食のチェーン店が多く存在しています。
若者は手軽に食べることができる肉やファーストフード、外食に頼りがちになり戦後は核家族が増加したのも沖縄の食生活が欧米化した原因でもあります。
野菜やさとうきびなど豊かな土地柄と気候に恵まれた沖縄は食物の摂取量も多い地域として知られています。
長年長寿地域として広く知られていましたが、食事の欧米化や観光地の外食産業の発展によって古くからの食文化が薄れてきたことも欧米化の原因です。

若い人は動物性脂肪の肉を好む傾向にあります。
沖縄は、観光が盛んで外国人も多い地域なので食生活を外国人に合わせて外食産業も発展してきました。
沖縄に行くとハワイやアメリカで多く食べられるハンバーガや、ステーキの人気店が多く並んでいます。
観光客にも人気を集めていて、若い世代の人はほとんどが沖縄料理ではなく、ステーキやハンバーガーを食べる人が多いです。

沖縄は公共の交通機関が他の地域と比べても発展が少ないので、車を利用する人が圧倒的に多いです。
車を持っているのが一般的なので運動不足にもなりがちです。暑い地域なので歩くよりも車で移動するのが多いのが現状です。
食事の欧米化、核家族化や野菜の摂取量の減少、運動不足により生活習慣病が増えている現状です。